どうも、ハルクです。
最近TVドラマ見てますか?
私はいま『過保護のカホコ』を見てます。
はじめは笑ってたんですが、次第に自分にもこんなとこあるなとちょいちょい背筋がひやっとくるあなどれないドラマです。
今の世の中だからこそ響く、時代をうまく反映したドラマだな~と思います。
そんなTVドラマですが、難聴の私として見逃せないニュースがありました。
なんと、2018年春の朝ドラに片耳難聴のヒロインが出てくるそうじゃないですか!
興味がわいたので、どんな朝ドラなのか調べてみました。
目次
タイトルは『半分、青い。』
「半分」というフレーズから片耳難聴が連想されますね。
あと読点があるので、『君の名は。』も連想されそうです。物語の舞台も同じく岐阜と東京みたいなので、恋愛も絡むということもあいまって共通点が多いです。
どんな思いが込められているんでしょうか?
タイトルの由来は?
発表によると、以下のような思いから生まれたタイトルのようです。
左側の耳が聞こえない女の子の話。雨が降って傘を差すと、なんと右側しか雨が降らないんですね。雨が止んで傘を閉じた時に、そのヒロインが(片側だけが晴れたようで)『半分、青い。』と言ったらとても素敵ではないかと思って…。それが私の中での物語の始まりです。
(billboardJapanより引用)
なんだか文章がロマンチックです。脚本家の人なので話し言葉も、ステキになるんでしょうか。
両耳とも難聴である自分にはちょっとわからない感覚ですが、もしかしたら片耳人工内耳のときと似ているかもしれません。
健聴者でも手で片耳をふさぐと同じ感覚が得られるかもしれませんね。
来年、『半分、青い。』が流行ったら、片耳ふさいで空を見上げるポーズがインスタで流行るかもしれません(笑)
ヒロインは片耳難聴
ヒロインは小学生のころ、病気で片耳が難聴になってしまいます。
私も小学生の時に軽度難聴であることが判明したのでシンパシーを感じます。
難聴になる前と後で、いろいろなギャップに戸惑いを隠せませんでした。片耳難聴ならではのギャップがどのように描かれるのか気になります。
1971年からはじまる物語
高度経済成長期の終わりから現代までを駆けぬけます。
小学生の頃に片耳難聴になり、高校生の頃夢をおって東京へ。結婚もしますが、うまくいかず故郷の岐阜へもどり、つかずはなれず交流の合った幼馴染と出会うことに。
朝ドラはいままで一度も見たことないんですが、これだけ見ると朝ドラっぽいな~と思っちゃいました(笑)
ここに登場人物たちの心情や、片耳難聴がどんな風にからんでくるんでしょうか。
ヒロイン役は?
(Yomerumoニュースより引用)
ヒロインは永野芽郁。そして相手役は佐藤健です。
佐藤健は今28歳なので、学生時代は大丈夫なのか心配です(笑)
永野芽郁さんは『俺物語!!』でヒロインを演じていました。そして佐藤健主演の『るろうに剣心』でも三条燕役で共演していたとのことです。
現在、高校3年生ということでヒロインを演じるのにぴったりだと思います!(写真見てみるとなにか綾瀬はるかに似てるように見える)
そしてNHKのホームページを見てみると、永野芽郁が選ばれた裏事情がちょっぴりのっていました。
一体、何が決め手になったのか……?
それは、“「つけ耳」が似合うかどうか”だった、と言えるかもしれません。
今回のヒロイン・スズメは、幼い頃に片耳を失聴します。片耳が聞こえないと、小さい声の聞き取りに難があるそうで、そんなとき聞こえるほうの耳の後ろに手のひらをかざすと、音が集まって聞き取りやすくなるとか。しかし我らがスズメは、高校生のみぎり、そのななめ上を行きます。手のひらの代わりに、自作の大きな「つけ耳」をつけるのです。ダンボのような、某マジシャンのような、はっきりいって“けったい”な風情ですが、本人は全く気にしません。あーこれでよく聞こえる、よかった、と思っています。好きな男の子の前でさえも。スズメは、そんな“すっとぼけ力”のある女の子なのです。
オーディションで「つけ耳」を試したわけではありませんが、永野さんのみずみずしい大らかさ、えも言われぬ愛嬌と胆力、そして北川脚本にマッチした自由な演技テンポ、どれもスズメにぴったりでした。(NHKドラマトピックスより引用)
まさか最後には「つけ耳」が似合うかどうかだったとは(笑)
ドラマの内容も少し書かれていて、どんな作品になるか楽しみです。
毎朝起きれるかわかりませんが、はじめて朝ドラを見てみようかなと思います。
【永野芽郁さん、動画届きました】
連続テレビ小説「半分、青い。」(来年4月スタート)
主な出演者の発表会見を終えたばかり、ヒロイン・永野さんのコメントをどうぞ♪↓出演者についてはこちら↓https://t.co/fuqOE5r13E pic.twitter.com/knTvpr5Ceo
— NHK広報局 (@NHK_PR) 2017年8月22日
その他の出演者が一部公開されています。ヒロインの母を松雪泰子さんが演じるのは驚きでした。
脚本家は北川悦吏子さん!
『半分、青い。』の脚本家は北川悦吏子さん。
はじめて名前を聞いたんですが、実はすごい方らしいですね。
これまでの作品
脚本家で、映画監督で、エッセイストで本もたくさん出していて、恋愛ドラマの神様と言われています。
著名な作品では、 『ビューティフルライフ』、『ロングバケーション』があります。
そして北川さん、実は聴覚障害をあつかう作品は今回がはじめてではありません。
1995年『愛していると言ってくれ』の豊川悦司演じる主人公、2004年『オレンジデイズ』の柴咲コウ演じるヒロイン。
どちらも人生の途上で聴力を失った人物を描いています。
自身も片耳難聴に
北川さんは2012年に「聴神経腫瘍」によって片耳難聴になったそうです。
いまも左耳は聞こえないまま、耳鳴りがしています。潮騒みたいな音だったり、ザリガニがバケツの底をガサガサ這っているような音だったり……。左耳は完全失聴して、もう、聞こえるようになることはありません。
(AERAdotより引用)
そしてそれまで聴覚障害を題材にしてきた北川さんですが、『半分、青い。』が片耳難聴になってからはじめて脚本をかく聴覚障害の登場人物がでるドラマになります。
自身の経験がいかされていることは容易に想像できます。
覚を失ったキャラクター設定は、これまでの北川氏の作品にもあった。『愛していると言ってくれ』で豊川悦司が演じた主人公や、『オレンジデイズ』で柴咲コウが演じたヒロインが、そうだった。しかし、当時とは「全然、違う」と北川氏。なぜなら、北川氏自身が数年前に左耳の聴力を失ったからだった。
「傘をさしたら片方しか雨音が聞こえないとか、考えようによってはロマンチックなエピソードが思い浮かびやすい。例えば、必ずその人の左側に来ないと声が聞こえないとか、ドラマにしたらすてきに見える瞬間と、頑張らなきゃという瞬間がいいバランスで書けるんじゃないかな。野心というか、創作魂に火がつきました」
(ORICON NEWSより引用)
どんな物語がつづられるのか、楽しみです!
私はダメダメだけれど、私の生んだものたちは、しっかり育つ。ドラマも娘も。それでいいんかもなあ。
— 北川悦吏子 (@halu1224) 2017年8月21日
『半分、青い。』は2018年4月2日スタートします。
まとめ
片耳難聴のヒロインがでてくる朝ドラがはじまるときき、気になったので調べてみました。
知れば知るほど面白そうなドラマなので、来年は朝ドラデビューを決めたいと思います!