【防災】スマートウォッチを聴覚障害者にこそおすすめしたい3つの理由

スマートウォッチは聴覚障害者にこそおすすめしたいデバイスです

スマートウォッチを知っていますか?

どうも、中途失聴のハルク(@mimisanlife)です。

日常生活のなかでも少しずつスマートウォッチを身につけている人を見かけるようになってきました。

スマートウォッチとは文字通りスマート(賢い)なウォッチ(腕時計)です。これまでの時計とは違い、時間を確認する以外にもさまざまな機能が備わっています。

よく知られているものにAppleが発売しているApple Watchがありますね。

iPhoneと同じようにインターネットに接続してアプリをダウンロードしたり、常に身につけて歩数や心拍数、睡眠時間の管理ができたりなどいろいろなことができます。

スマートフォンにiPhoneやXperiaがあるように、スマートウォッチにもApple WatchやFitbitなどさまざまな機種があり、その機能もさまざまです。

そのなかで、聴覚障害者にとってものすごーく重要な機能がありました。

それが『通知機能』です!

スマートフォンとスマートウォッチを連携することで、スマートフォンに来た通知を腕にはめたスマートウォッチで確認することができます。腕時計を見る感覚で通知を確認できますよ。

災害時などいざというときに、生死を分けることになる機能かもしれません。

どんな機能なのか詳しく書いていきます。加えてスマートウォッチを半年使ってわかった便利な機能も紹介していきますよ!

私はGerminという会社のスマートウォッチを使っています!

MEMO

スマートウォッチのイメージがわかないときは、下の動画をぜひご覧ください。実際にどんな感じのものなのかイメージがつかめるはずです。日本語字幕がついています!

スマートウォッチの通知機能がもたらすメリット

スマートウォッチは聴覚障害者にもおすすめ

多くのスマートウォッチにはスマートフォンで受け取ったLINEやGmailなどの通知を通知してくれる機能があります。

通知機能こそがスマートウォッチの真骨頂と言えるでしょう。

購入を検討するときは、ぜひとも通知機能があるものを選ぶのをオススメします!

メリット①いちいちスマホを確認する必要がなくなる

スマートウォッチの通知機能でGmailを受け取っている様子

ふだんの生活で一番メリットを感じることが、スマホをいちいち確認する必要がなくなったことです。

毎日スマホにはいろいろな連絡がありますが、返信をしたり対応する必要があるものはどれほどあるでしょうか。ポイント目的に入ったメールマガジンをいちいちスマホを開いて確認するのは時間がもったいないですね。

しかしスマートウォッチをつけることで、腕時計を見るようにLINEやメールの内容まで確認できるので、スマホをいちいち見る必要がなくなります。

また振動でお知らせしてくれる機種だと通知の見逃しがなくなり、通知の内容だけぱっと確認することができます。作業中でも手を止める必要がなくなりますね!

メリット②防災速報を可能な限り早く知ることができる

聴覚障害者がスマートウォッチで防災速報を受け取る
聴覚障害者がスマートウォッチで防災速報を受け取る

2016年には北朝鮮からミサイルが発射され、Jアラートが発令されました。

そのときスマホにJアラートの通知が来ましたが、すぐに気づくことが出来ず、周りの人に教えてもらってはじめて気が付きました。もし自分の住む地域に本当にミサイルが来たら取り返しの付かないことになっていたなと思います。

しかし通知機能のあるスマートウォッチをつけていれば振動によって、Jアラートの通知もタイミングがずれることなく受け取ることが出来ます。貴重な時間を逃げることや、対処することに使うことが可能になりますね。

報告書にもあるように、災害時にどれだけ早く情報を得ることができるかは生命に関わってきます。

この機能があるだけでも、ぜひ多くの人にスマートウォッチをオススメしたいです!

Yahoo‼の防災アプリを入れて、自分の住む地域や離れて暮らしている家族や友達の地域を登録しておけば、いろんな災害の通知を受け取ることが出来ますよ。早く情報を受け取ることができれば、それだけ安否確認などができる時間が確保できますね。

Yahoo!防災速報

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開発元:Yahoo Japan Corp.
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その他の便利な機能3つ

その他私がもっているスマートウォッチを使っていて、便利だなと感じている機能を紹介します。

私が使っているスマートウォッチは「Germin vivosmart3」というものです。

スマートウォッチのなかでも健康管理やスポーツをする人向け、アクティブトラッカー(活動量計)といわれるカテゴリのものになります。

他にもApple Watchのようにアプリを入れることでいろいろな機能を追加できたり、画面はなくつけているだけのものだったりいろいろなスマートウォッチがありますよ。

似た機能があるスマートウォッチはたくさんあると思いますが、すべてのスマートウォッチに紹介する機能がついているわけではありません。それぞれの生活にあったスマートウォッチを探してみてください!

便利な機能①振動で朝の目覚まし時計になる

聴覚障害者に便利なスマートウォッチのアラーム機能を設定する

基本的になにか通知があった場合スマートウォッチが振動します。

その機能をいかして好きな時間にアラームを設定することができます。もちろん目覚まし時計として使うことも可能です!

アラームは複数つくることができるので、「仕事のある月曜日から金曜日までの平日は6時40分」のアラームを設定し、「ゆっくりしたい土曜日、日曜日の休日は7時30分」にアラームを設定するなんてこともできます。

一度設定したら時間を変更しない限りずっとそのままで大丈夫です。

大学生なんかは、1限に講義がある日は6時、昼の3限から講義がある日は10時に設定するなんて使い方もできるかもしれませんね(笑)

もちろんでっかい振動式の目覚まし時計と比べると振動の強さは弱いですが、私は十分目覚めることが出来ています。

MEMO

振動の強さは「大」「中」「小」の3段階が用意されているので、自分にあった振動の強さを選ぶことが出来ます

便利な機能②ストレス測定機能で毎日を無理せず過ごす

聴覚障害者にも便利なスマートウォッチでストレス値を測定する

Germin vivosmart3」はストレス測定機能がついています。

他のスマートウォッチにはあまりない機能で、「Germin vivosmart3」の特徴の一つといえるでしょう。

「休息」「低」「中」「高」の4段階と0〜100の数字でストレスの「見える化」が可能になります!

心拍数の変動によってストレスが数値化され、リアルタイムでスマートウォッチから見ることができます。これによって客観的に身体の状態を把握して、対処することができるようになりました。

日常生活の中で、耳が聞こえにくいことからストレスを感じる出来事に遭遇してしまうことがどうしても起こってしまいます。

コンビニやスーパーで店員さんの言っていることが聞き取れず、時間がかかってしまうと、どうしても疲れを感じてしまいます。

また話し合いの輪に入れなかったり、聞いたふりをしてそんな自分が嫌になったりなど、これまで定期的に充電切れのようにバタンと倒れて一日ずっとぼーっとしてしまうときがありました。

けれどスマートウォッチでストレスが測定されていることで、「疲れているな」と思ったときは、すぐに数値をチェックして、深呼吸や休息する時間を意識してとれるようになりました。

ふだんストレスがたまりやすいなと思っている人にはぜひ試してほしい機能です。

スマホアプリと連携して詳しいストレス値をチェック!

スマートウォッチは基本的にスマートフォンを連携することで真価を発揮します。「Germin vivosmart3」にも専用のアプリが用意されており、スマホからより詳細なデータを見ることができます。

聴覚障害者にも便利なスマートウォッチでストレス値を測定
聴覚障害者にも便利なスマートウォッチでストレス値を測定

ストレスを十分に解消するための休息時間がとれているのか。

ストレスが積み重ねることによって、体の不調やうつなどにつながりやすくなってしまいます。数値として「見える化」することで、こまめにストレスを解消することができるようになりました!

例えば4月は環境が変わることが多いです。自分では平気なように思っていても、スマートウォッチを見るとストレスが「高」で95なんてこともけっこうありました。

そんなときは「リラックスタイマー」機能で、4秒息を吸い、4秒息を止めて、4秒息を吐きましょう。スマートウォッチが表示と振動でタイミングを教えてくれます。

そんな簡単なことと思うかもしれませんが、びっくりするくらいストレス「高」が「中」や「小」になりますよ。

Garmin Connect™

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便利な機能③タイマーとストップウォッチで気軽に時間計測

料理中に10分火にかけておきたかったけども、テレビを見てたら20分たってたなんてことはないですか? 私のことです(笑)

こんなときにもスマートウォッチが役に立ちます。

タイマー機能があるので、10分に設定しておけば10分後に振動して教えてくれます。

私の家のお風呂は自動でお湯をはってくれる機能がありません。そのため以前はしょっちゅう浴槽からお湯をあふれさせていましたが、時間を設定しておけば振動で気づくのでそんなことはなくなりました!


MEMO

他にも心拍数の測定や歩数や睡眠管理などのライフログの記録、はたまた防水機能までいろいろな機能がついています。

スマートウォッチが毎日の生活の相棒に

ここまでスマートウォッチについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

今のスマートウォッチには通知機能やストレス測定機能など、時計だけではなくいろいろな機能がつくようになっています。

それぞれのライフスタイルにあったスマートウォッチを見つけて、ふだんの生活を豊かに、そして緊急時にも遅れることなく情報を受けとり対処できるようになっていけるといいなと思います。

聴覚障害があるから音による情報の伝達に限界があるのは事実です。けれど技術の発展によって少しずつ壁はうすくなっているように思います。諦めるのではなく、こんな機能がある機械があるとよいみたいにどんどん発信していけるといいですね!

このブログでは他にも聴覚障害者に役立つアイテムを紹介しています。実際に使っているものを紹介しているので、ぜひどうぞ。

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