【生活の工夫】足が不自由な杖ユーザーこそApplePayをおすすめしたい3つの理由

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足にふらつきがあるはるくです。

私はシャルコー・マリー・トゥース病によって、ふだんから杖を使用して生活しています。

こけることはめったにありませんが、足のふらつきがあり下り階段はダンジョンのボスみたいな存在です。

そんな私が同じく足に不自由がある人や車椅子の人に、声を大にして伝えたい工夫があります。

Apple Payを使うと、めっちゃ買い物や電車の移動が楽になるよ!

私はあまりもの違いに、レジの前で笑えました。

iPhoneにクレジットカードやSuicaを登録することで、買い物や改札をiPhoneだけで利用することができるようになります。

まだ試したことがない人はぜひだまされたと思って、試してみてください。私は以前と比べて格段に楽になりました。

実際の流れや、使い方を紹介します。店舗や交通機関の利用がスムーズにできない状態にある方の参考になれば幸いです。

注意
Apple Payを改札や店舗で利用できるのは、iPhoneではiPhone7/7Plus以降、Apple WatchではSeries2以降となっています。ご注意ください。

AndroidではGoogle Payで同じように使うことができます。

Apple Payとは?

所有しているクレジットカードやSuicaを、iPhoneのWalletアプリに登録することで、店舗や改札の支払いのときにiPhoneやApple Watchだけで支払いができるようになるサービスです。

Apple Payの仕組みの図解

無料で利用することができます。

極論、Suicaやクレジットカードが家にあっても問題ありません。

iPhoneやApple Watchが、登録したSuicaやクレジットカードそのものになってくれます。

iPhoneにはじめから入っている『Wallet』アプリにカードを登録することで、すぐにでも使いはじめることが可能です。

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iPhoneやApple Watchがお財布になるイメージ!

Apple Payに登録できるカードは?

Suicaや楽天カード、三井住友、American Expressなど一般的に知られているカードはほとんど登録することができます。

詳しくは公式ページを確認してみてください。

Apple Pay に対応しているアジア太平洋地域の銀行とカード発行元

Apple Payで支払うときは、「QUICPay」「iD」「Suica」のいずれかの電子マネーで支払います。

  • QUICPay(JCBが発行)
  • iD(docomoが発行)
  • Suica(JR東日本が発行)

クレジットカードをApple Payに登録すると、自動的に「QUICPay」か「iD」のどちらかにふりわけられます。

Apple Payに登録したクレジットカードにはQUICPayかiDが自動的に紐付けられる

これはカード発行会社によってあらかじめ決められているので、気にする必要はありません。

また違いによってなにか使い方が変わることもないので、自分のカードがどちらなのか把握し、支払いのときはどの電子マネーを使うか伝えましょう。

Apple Payが使える場所は?

Apple Payが使える場所にあるロゴマーク5つ
© 2019 Apple

上の5つのロゴマークがある場所なら、どこでも使うことができます。

大手チェーン店はどれも使えますが、一部のお店で片方のみしか使えないことがあります。手っ取り早いのはどちらも持っておくことですね。

使えるお店は数え切れないほど。たとえばこんなお店で使えます。

Apple Payを使えるお店の極々一部の例
  • コンビニ各社
  • イオングループ、アピタ、ピアゴ…
  • JR、地下鉄、バスなど交通機関
  • 吉野家、すき家、デニーズ…
  • タリーズ、ドトール、コメダ…
  • エディオン、ビックカメラ、TSUTAYA…
  • ディズニー、ユニバーサル…
  • 成田空港、セントレア…

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知られてるところはほとんど対応してる!

Apple Payの安全性は?

気になるのは安全性。

Apple Payで支払うと、自分のカード番号は相手に共有されず、デバイス固有の番号が使用されます。

Apple Payがカード番号を保存することもありません。

そのため、むしろ直接クレジットカードを使用するより、Apple Payを通すぶん、安全になっていると言えるでしょう。

もしiPhoneやApple Watchを落としてしまった場合、指紋や顔による認証などで使われることはないと思われますが、「紛失モード」に設定して使用することができないようにしましょう。

【完全版】iPhone紛失時の対処法まとめ。4つの手順で対策万全 -Appliv TOPICS

足の不自由な人がApple Payを利用するメリットは?

足の不自由な杖ユーザーだからこそ、Apple Payを利用するメリットがあります。

Apple Payを利用するメリット
  1. 杖を片手にもったまま支払いできる
  2. 10秒で支払いできる
  3. 財布をもちあるかなくても支払いできる

実際にApple Payで支払いをする流れを知ると、よりメリットがわかりやすくなります。

Apple Pay利用の流れ

ポケットからiPhoneを出し『Wallet』アプリ開く
iPhoneのWalletアプリ

買い物する場合、店員さんに『QUICPay・iD・Suica』のどれで払うか伝えます。

使用するクレジットカードまたはSuicaを選び認証(Touch ID,Face ID)する

Touch IDは指紋認証、Face IDはサイドボタンをダブルクリックして本人認証します。

Apple Watchはサイドボタンをダブルクリックして認証します。

スマホ上部をタッチ部分にかざして支払い完了
セブンイレブンの場合

音声のお知らせと、グリーンに光ると支払い完了です。

Apple Payは3ステップでかんたんに利用できます。

足が不自由な杖ユーザーが、Apple Payを利用するメリットを見てみましょう。

メリット① 杖を片手にもったまま支払いできる

杖を片手で握っている様子

一番実感しているメリットがこれ!

片方の手で杖をついたまま、もう片方の手でiPhone・Apple Watchを操作して支払いを完了できます。

バックから財布をとりだし、現金の場合はお札や小銭を探し、Suicaやクレジットカードを取りだすとなると両手を使わないといけません。

杖は手に抱えるか、壁にかけるのでバランスを崩しやすくなってしまいます。

Apple Payは、すべて片手でできるのでより安全な支払い方法と言えます。

メリット② 10秒で支払いできる

Apple Payで支払いをしている様子

あっというまに支払いができることも大きなメリットです。

JCBが行った、決済速度の調査結果を見てみましょう。現金と比べ、Apple Payは20秒早い結果となっています。

  • 非接触型(Apple Payなど):8秒
  • クレジットカード:12秒
  • QRコード:17秒
  • 現金:28秒

決済速度に関する実証実験結果 | JCB グローバルサイト

私は病気の特性によって、その場に立ち続けることが一番きついです。

十数秒の差ですが、体感としてはもっとあります。8秒でぱっとスムーズに支払いができることで、ちょっとした負担も感じづらくなりました

メリット③ 財布を持ちあるかなくても支払いできる

iPhoneだけをポケットに入れて外出する様子

Apple Payで支払うなら、財布を持ちあるかなくてもよいし、バックから出す必要もありません。

以前空港でサンドイッチを買ったとき、搭乗時間が迫り後ろに何人もならんでいたため、支払いに使ったクレジットカードがうまく財布にしまえなかったことがありました。

杖を壁にかけてもなんども倒れてしまい、プチパニック状態です。

その結果、気づかぬ間にカードを落としてしまい、空港のインフォメーションセンターで受けとるまで生きた心地がしませんでした。

Apple Payならこんなときでも、問題ありません!

財布を出す必要がないので、万が一の事態を未然に防ぐことができます。

また財布を持ちあるく必要がないので、iPhoneだけポケットに入れてそのままコンビニにご飯を買いに行ったりなんてことも。

荷物がほんの少しでも軽くなることは、無条件にすばらしいと思ってます!

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デメリットは、いくら使ったかの把握をしっかりしないと使いすぎてしまうことかな。

Apple Payにカードを登録する方法

iPhoneに登録する流れです。Apple Watchに登録する方法は、公式サイトを参考にしてください。

Apple Pay を設定する – Apple サポート

Walletアプリを開いて「+」をタップします
iPhoneのWalletアプリ
Walletアプリを開いて+をタップする
Apple Payに追加するカードの種類を選択します
Apple Payに追加するのはクレジットカードかSuicaか選択する

クレジットカードかSuicaを選択します。

新しいカードを追加します
Apple Payにカードを追加する

カードを枠内に入れると、カード番号などを自動的に読み取ってくれます。

情報が足りない場合、有効期限やセキュリティコードなどを手動で入力します。

発行元でカードの認証を行います
カードの認証を行う

追加するカードの発行会社の認証を行います。

カードを発行している会社によって認証方法は違うので、案内に沿って進めます。

三井住友カードではアプリによる認証。

楽天カードでは、電話による認証か、SMSによる番号を入力する認証でした。

このとき「QUICPay」か「iD」か自動的に発行会社によって振りわけられます。

Apple Payが使えるようになりました
Apple Pay登録完了画面

Suicaやクレジットカードをもっていないときは?

クレジットカードの写真

カードの新規発行がおすすめです。

それくらい快適でメリットを感じています。

チャージ式のSuicaは、JR東日本の多機能券売機やみどりの窓口で、すぐに購入することができます。

Suicaにチャージされたお金が減ったら、自動でチャージしてくれるクレジットカードと一体になったSuicaもありますよ。

私は楽天カードを主に使っていますが、ポイントもたまりやすく楽天で買い物する機会があるなら、使いやすくて重宝しています。

大学1年のときに申し込み、普通に申請に通って作ることができました。

楽天カードの審査をわかりやすく解説(2019年版)!入会審査が不安な方向けに、楽天カードの審査基準や本人確認の有無などを説明します。 – クレジットカードの読みもの

また私は難聴でもあり、電話ができないので手話で問い合わせができるのも、使い続ける理由になっています。

楽天カード|公式サイト

楽天カード:手話通訳サービス

年会費無料で、新規入会と利用で5000ポイント(5000円)もらえるので、むしろ無料どころじゃありません。

消費増税でキャッシュレス決済するとポイント還元されるように

2019年10月1日からの消費増税にともない、2020年6月まで中小店舗での支払いをキャッシュレス決済すると、最大5%のポイントが還元されるようになりました。

Suicaやクレジットカードも対象です。

対象店舗や詳細は、以下の公式ページと記事が参考になります。

Apple Payを使ってリスクを減らそう

足の不自由な杖ユーザーへ向けて、Apple Payを使うことで、より安全になることを書きました。

ちょっとした生活の工夫ですが、毎日の支払いや電車やバスの利用をiPhoneやApple Watch一つでできるようになると、生活の快適さが格段にあがります。

すでにSuicaやクレジットカードを持っていて、iPhone7以降の人はいますぐはじめることが!

毎日の生活がちょっと楽になる参考になれたら幸いです。

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もっとはやくやればよかったな〜

ぜひお試しを!

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