この記事は、自分のためのログと、同じ体力少なめで札幌や小樽の旅を考えている人の参考になるとよいなと思い書いています!
- シャルコー・マリー・トゥース病による体幹機能障害3級(あと聴覚障害2級)
- 杖を使用しており歩行にふらつきある30代男性
- 連続で歩行可能なのは20分から30分ほど。しかし同じ場所で立ち続けるのは3分くらいでもだいぶきつい。歩き続けるほうが楽。
今回はじめて北海道へ行きました!
Netflixで水曜どうでしょうを日本語字幕付きで見てファンになり、北の大地を訪れてみたかったのです。
名古屋港から北海道へ!
はじめは飛行機でいくことを考えていました。しかし、ある記事で名古屋から北海道へ日本一時間がかかるフェリーがでていることを知り、好奇心からフェリーでのんびり行くことに!
夜の19時に名古屋港を出発し、翌々日の昼11時に北海道の苫小牧港に到着。フェリー内で40時間2泊する旅程です。
睡眠が課題
いろんなタイプの客室があり(詳細はこちら)、私たちは特等客室(洋室)を予約。
ツインルームでゆとりある空間に、窓から海も見える部屋で、日中はとてもゆったり過ごせました。

しかし、想定外だったのが睡眠時です。揺れることはわかっていましたが、ベッドに横になると立っているときより細かな振動が伝わってきてなかなか寝付けませんでした。
寝れたのは25時以降のずいぶん遅い時間で、それ以降も途中で目覚めたりうつらうつらしている時間も長くありました。
2日目の午前中は眠くて眠くて結局また午前はずっと寝ていた感じです。
個人差あると思いますが、いつもと違う環境だとなかなか寝れない場合、フェリーだとなおさら寝れないかもしれません。
睡眠は体力に直結します。フェリーに泊まる場合は、睡眠のことも考えておかないといけないなと今回の旅で学びました!
時間はかかるが特別な時間が

自分にとって、旅は日常から離れる時間です。
船の旅はまさにそれで、名古屋から北海道に40時間、なんともぜいたくな時間でした。
陸から離れるとネットもつながらないので、奥さんと話したり、本を読んだり、船内で上映していた映画を観にいったり、することなくなったらぼ~としたり寝たり気ままにのんびり過ごしていました。
国内の観光地に行くなら遠くてもだいたい半日以内に着くことが多いですが、今回は40時間!
座っているだけなら疲れもたまりますが、船内を歩いたりお風呂に入ったりご飯を食べたりと体力を維持しながら北海道まで移動できたなと思います。
ただ、もちろん時間はかかるのでGWや年末年始などゆとりがあるタイミングに限られるでしょう。
今回はタイミングがあいフェリーで北海道へ行くことができすてきな旅のはじまりになりました!
乗ってみて感じたその他のポイント
- 障害者割引で50%OFF
- バリアフリー対応ルームあり
- 車いすや盲導犬など特別なお手伝いが必要な方は事前に電話が必要
- タオルの貸し出しはありませんでしたが、特等客室にはタオルやナイトウェアの客説設備があり、少しでも荷物を少なくしたかったので助かりました。
- 朝・昼・夜ご飯は別料金で、船内で支払い。レストランタヒチ(バイキング)かマーメイドカフェ(カレーやうどんなど単品)または売店でカップ焼きそばなども販売。バイキングの方がたくさん食べられるので朝はバイキング、昼や夜はお腹の具合で選んでいました。当日19時に名古屋港からフェリーに乗った直後も食べれたのでありがたかったです。乗り込んだ日の夜ご飯は持ち込んで食べている人も結構見かけました。
- 2日目の16時から19時くらいまで仙台港に寄港。船内で同意書を記載し手続しておくと上陸できる。港から25分くらい歩くと牛タンのお店やイオン多賀城店あり。「牛タン炭焼き利休」で夜ご飯をいただきおいしかったです!
- シアターラウンジでは、ドラマーやピアニストのショーと、映画上映が。「セプテンバー5」というミュンヘンオリンピックのテロ事件を題材にした映画を観ましたが、だいぶ暗い映画で謎の選出でした笑
- 船内の内装が洒落ており、船内をうろうろするのも楽しかったです。
苫小牧から札幌へ

苫小牧港から札幌まで公共交通機関で行く場合、苫小牧駅経を経由してJRかバスがあり、早く着くJRで行きました。
フェリーで11時に苫小牧港到着、11時30分にバスで港から苫小牧駅まで15分、12時21分に苫小牧駅からJR特急で13時11分に札幌駅へ。
ダイヤや交通手段は変わる可能性があるので、最新の情報を確認ください。
私たちは早めに並びはじめたので無事バスに乗れ予定通り札幌駅へ行けましたが、たくさん並んでいたので乗れなかった人もいたようでした。
苫小牧駅まで歩くと1時間はかかります。バスに乗るため早めに下船できるよう準備するか、タクシーを呼んでおくかなど、なにか対策しておいた方がよいポイントになると思います。でっかいキャリーバックをもっている乗客が多かったので、週末であることを踏まえても通常よりバスに乗れる人は少なくなってそうでした。
ちなみに苫小牧から札幌までは、豊橋から名古屋と同じくらいです!
お天気が思わしくない日の札幌を臨機応変に
この日の札幌は曇天でパラパラ雨が降り続くような日でした。しかも5月とは思えない肌寒さ。
ホテルに荷物を預けた後、モエレ沼公園に行く予定でしたが、奥さんと晴れた日に行きたいねと相談し急遽札幌市内を楽しむ予定へ変更しました。
お昼ご飯は時間をずらしてジンギスカン

まずは、お昼ご飯に「炭火焼ジンギスカン 味の羊ヶ丘」へ。
予約不可のお店でしたが、ちょうど14時半ごろにお店に着いたのですぐに席へ案内いただき、おいしいラム肉をいただきました!
お肉はもちろんお肉のアブラがからんだ野菜とたれもすっごくおいしかったです。
朝ごはんにフェリーのバイキングでおおめに食べていたので、14時半ごろがちょうどよくさらにランチの時間からずれているのでそれもまた幸いでした。
札幌の地下街は寒くない
お昼ご飯の後は、札幌の地下街へ。
札幌は地下街も広く寒くもなく、体力的をセーブできました。名古屋市の栄は迷路みたいですが、札幌の地下街はまっすぐだったのではじめてでも迷わずありがたい。
そして念願だった水曜どうでしょうグッズがある、HTBコーナーへ。

onちゃんグッズがメインでしたが、水曜どうでしょうグッズもいろいろあり、いろいろ見たり買えたり大満足でした!
時間をずらしてシメパフェへ
奥さんと一緒に見たNetflixのボーイフレンド2というドラマで、札幌のシメパフェ文化を知りました。
シメのラーメンならぬシメのパフェなんてあるんだとおもしろくなり、今回ぜひいただくことに。
ドラマに登場していたお店は全品アルコールを含むとのことで、ちょっとアルコールは苦手だなと思い、「THE GALETTE / パフェ、珈琲、酒、佐藤 西6丁目店」へ。
こちらも17時頃と早めの時間に行ったので、まだお客さんは少なく並ばずにすぐに入れました。
いただいた季節のフルーツパフェはいちごと抹茶のバランスがすばらしく、甘すぎるものが苦手な自分でもとってもおいしく最高でした。セットで頼んだあたたかいカモミールティーも冷たいパフェと相性抜群です。
都市型水族館AOAO SAPPORO
札幌地下街から直結したビルの4FにあるAOAO SAPPORO。
2023年にオープンした水族館で4Fから6Fまで3フロアにわたり、それぞれのテーマにそった非常にこだわった展示がすばらしかったです。
特に5Fのアクアリウムは息をのむほどの美しさで、目にまぶしいと感じるほどでした。

6Fでは、ペンギンたちと近くにいながらものすごくおしゃれな空間で一緒に過ごすことができます。パンや飲み物をその場でいただくことも。
名古屋港水族館もすばらしいところですが、AOAOはコンセプトをつきつめてそれにあわせてはじめから設計された空間だと感じました。
札幌で感じたポイント
- 5月でしたが札幌の気温は最低7度、最高15度、パラパラ雨で体感温度はさらに低く、夜はコートを着ている人もいました。自分は厚目の長袖と上着、奥さんはヒートテックに上着を着ていったので凍えるほどではなくてよかったです。
- ジンギスカンもシメパフェもピークの時間とずらしたためか、すぐに入ることができました。事前に予約しておくかどうか悩んで結局しなかったですが、今回のように天気で予定が変わることもあるので、宿と移動手段を確保した後食事は絶対に行きたいお店以外は予約しないスタンスだと臨機応変に動けると今回感じました。
- 雨の中外で活動すると晴れているときより体力を消耗します。今回モエレ沼公園から札幌市内に変更し、ジンギスカンから水族館まですべて徒歩5分~10分圏内で楽しめるスポットだったので、体力的にも余裕をもって楽しめました!
- AOAOは障害者手帳で半額。車いすも借りることができ、意外にフロアが広いので借りてゆっくり見ることができよかったです!
- 札幌の宿はベッセルイン札幌中島公園。朝食がおいしいとの評判通り朝から海鮮丼や北海道のおいしい野菜、飲むヨーグルトまで大満喫。チェックアウト前にキャリーバックをあずけてジンギスカンを食べにいけたので位置的にもすすきのに近く便利でした。
札幌から小樽へ
前日はパラパラ雨でしたが、北海道2日目は快晴!
ホテルで朝ごはんの後そのまま小樽に行く予定でしたが、昨日雨で行かなかったモエレ沼公園へ行くことにしました。
北海道はでっかいどうモエレ沼公園

半端なく広々としたでっかい公園。北海道の広さを実感できます!
公園内にはガラスでできたピラミッドのような建物があり、一面の原っぱにででんと所在する様はポケモンの世界みたいだな~と。
さらには、不燃ゴミと建設残土を積み上げ造成された人工のモエレ山があり、頂上からは公園全体を見渡すことができます。高さは52メートルと高くないですが、下りがきつそうなので無理せず途中で引き返しました。
体力少なめの場合、登れそうに思ってもとにかく無理しない方がよさそうです。私は立ったままでは危なくて降りれなかったのでお尻を地面につけて少しずつ下りました。
また、モエレ沼公園は札幌駅から地下鉄とバスで1時間くらいかかります。公園内でもだいぶ歩くと思うので行って帰ってだいぶ歩くことを想定しておいた方がよいでしょう。
宿を拠点に小樽を楽しむ
モエレ沼公園から札幌駅に戻り、JRで小樽駅へ。
運河の宿 小樽ふる川
今回の旅行で泊まれるのを楽しみにしていた「運河の宿 小樽ふる川」さんへ。

運河の目前にある旅館で、今回運河側の部屋に泊まりました。テラスから運河を望むロケーションがすばらしくほっと一息つけました。
ふる川さんで特にすてきだったのが、朝ごはんと2階の温泉にあるカルダイアスチーム。

北海道の野菜料理に感動しました!
おいしくておいしくて野菜料理だけで3回おかわり。野菜そのもののおいしさはもちろんのこと、山芋とわさび、茄子とジュレなど、野菜がひきたつ調理が最高においしかったです。
そしてもうひとつ。2階の温泉にあったカルダイアスチーム。
一般的なサウナの平均温度は80〜100℃ですが、カルダイアスチームは42℃。
普段サウナは暑すぎて身体が逆に疲れてふらつき危ないので入らないのですが、カルダイアスチームはちょうどよくとっても気持ちよかったです!
お水を一杯飲んで10分部屋で温まり10分外気浴。これを3セット。
はじめの外気浴はすごく寒いように思いましたが、しばらくするととってもすがすがしい心地に。朝の時間をゆったりさわやかに過ごせました!
小樽で感じたポイント

- 小樽駅から小樽運河までは徒歩で15分ほど。少し傾斜もありましたが、道はしっかりしていました。
- 運河周辺に5つの美術館で構成された「小樽芸術村」があります。いずれも障害者手帳の提示で無料。似鳥美術館を訪れ、黒田清輝の《荒苑斜陽》がよかったです。車いすを借りることができゆっくり鑑賞できました。
- 小樽では夜ご飯のみお寿司屋さんを予約していました。お昼も予約しておくか悩みましたが、当日どうなるかわからなかったため予約はしないことに。それもあり当日予定を調整してモエレ沼公園へ行くことができよかったです。
ゆとりある大満足の北海道旅行でした
今回の北海道旅行では、予定を入れすぎず宿と行きと帰りの手段だけ確保し、それ以外は小樽の夜ご飯のみ事前に予約していきました。
結果として、朝にたくさん食べて昼ごはんの時間をずらすことで休日でも並ばず、さらに当日の天気や希望にあわせて臨機応変に旅程を楽しむことができたなと感じます!
北海道はでっかいので、またの機会に行ってみたくなりました。


